和紙ノートを日常で使うための基本
和紙のノートは「特別なとき用」と思われがちですが、日常的に使ってこそ良さが分かる素材です。今季入荷した和紙ノートは、島根・石州和紙を表紙に使い、中紙は万年筆でも裏抜けしにくい厚みの上質紙を選んでいます。毎日使うノートとして、どのような場面に向いているかを書いておきます。
石州和紙とはどんな素材か
石州和紙は島根県浜田市を中心に作られる手漉き和紙で、国の重要無形文化財に指定されています。楮(こうぞ)を原料とし、繊維が長いため丈夫で、折り曲げても破れにくいのが特徴です。表面には微細な凹凸があり、触ると少しざらりとした感触があります。
この凹凸が、ペンの走りに独特のリズムを生みます。つるつるした紙とは異なる書き心地で、「書いている感覚」が好きという方に向いています。
万年筆との相性
今季入荷のノートの中紙は、万年筆のインクが裏抜けしにくい厚みを選んでいます。細字・中字のニブであれば、インクが多めの万年筆でも問題なく使えます。太字や極太のニブは、インクの量によっては少し滲む場合があります。
ボールペン・鉛筆・サインペンでも問題なく使えます。水性ペンは乾くまで少し時間がかかる場合があります。
どんな用途に向いているか
日記、メモ、スケッチ、読書記録など、毎日少しずつ書き続けるような用途に向いています。糸綴じ製本なので開きが良く、左右のページが均等に使えます。A5サイズは持ち歩きにも机上での使用にも対応できる大きさです。
贈り物としても喜ばれることが多く、真鍮のブックマークと合わせてギフトにするお客様が増えています。
和紙ノートと真鍮ブックマークのセットについては、ギフトラッピングも承っています。詳しくはメールでご相談ください。